スパン２０ｍの複座機です。名機スタンダードのディスカスの複座版です。複座というと練習機を思い浮かべる方がほとんどでしょうが、これはＬ／Ｄ
４５で、単座機のディスカスより性能が上なのです。初心者のかたが上級者とともにクロスカントリーの楽しさ、テクニックを学ぶのに打ってつけの機体です。上級者同士で飛ぶのも又楽しい機体です。
Ｅｍｐｔｙ Ｍａｓｓ：４２０ｋｇ，
Ｍａｘｉｍｕｎ ａｌｌ−ｕｐ Ｍａｓｓ：７００ｋｇ
Ｖｎｅ：１３５ｋｔ，Ｖａ：９７ｋｔ，Ｖｔ：８１ｋｔ，
曲技は不可。フラップなし。水バラスト１９８Ｌ
座席のフィッティングがよいので手の短い私でもクッションなしでいい操縦姿勢がとれました。（前、後席共に）しかし、前席には物をおくスペースがなく不便。水筒は、前後席の間のクーラーボックスに置き、チューブのみを前に伸ばす。後席は十分な物をおくスペースあり。
離陸特に問題無し。横風でも修正舵効き、ＡＳＨ２５などのオープンクラスに使うエルロンのカウンター舵（風下側へエルロンを倒し地上滑走すること。）の必要は見られなかった。
追随時の舵の重さは、単座機に比べるとかなりあるが他のプラスチック複座機とは比べ物にならないくらい軽い。渾身の力での修正はいらなかった。
ストールは、重心が前からセンターではマッシュになるだけでノーズはいつまでたってもおちません。３０ｋｔ。
サーマリングは４０ｋｔでも、エルロンの効きはいい。が、荒れたサーマルでは４５ｋｔ以上のほうがレスポンスよく私は５０ｋｔ４５度バンクを好んで行った。大きなセンタリングの修正すなわちウイングレベルにして又バンク４５度になどの修正は、容易であった。サーマルも体に良く感じるので、計器とのずれも少なく、センタリング容易。
インターサーマルは、文句無し。フラップないが加速良く、沈下少ない。９０ｋｔ付近で、ポーラーにキンクあり。単座機のＤｉｓｃｕｓに優るとも、劣らず。
アプローチは、ｙｅｌｌｏｗ ｔｒｉａｎｇｌｅ が５４ｋｔ．従って５０ｋｔ位がベストのスピード。まったく普通の操作で接地出来ました。ダイブの効きは、良好。
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